游ゴシック
2016-03-17
すみません、先に謝っておきます。今回は写真が一枚も無くて、文章は長めになっております。PCに興味のない人は、つまらないかもしれません(汗)
Windowsの和文書体のフォント問題。アンチエイリアスが効かない、ギザギザで汚かった「MS ゴシック」系から、Windows Vista以降に登場した「メイリオ」でようやく輪郭の滑らかなフォントが使えるようになりましたが、メイリオは視認性には優れるものの、丸みを帯びたデザインがどうも好きになれず、Macの綺麗なフォントが羨ましいとずっと思っていました。
先日まで、Windows 7を使っていましたが、Windows 10の一年間の無償アップグレードが、気が付けば7月28日まであと四ヶ月ちょっとになったので、重い腰を上げ、アップグレードすることにしました。消しても消しても出てくる、しつこいポップアップ広告に根負けしたのもありますが(笑)
で、Windows 10にしてみたところ、システムフォントが「Meiryo UI」から「Yu Gothic UI」に変わっています。当ブログでは少し前から、「メイリオ」より「游ゴシック」を優先的に表示(PCに游ゴシックがない場合はメイリオが表示される)させていましたが、ずっとWindows 7を使っていたので、自分ではどのように表示されているか判らないままでした。
いや、めっちゃ細いですね、游ゴシックって(汗)MacでもOS10.9以降に游ゴシックが搭載されているらしく、Macで見る分には普通の太さのようなんですが、同じ游ゴシックでもWindowsとMacでは太さのバリエーションに違いがあるようで、Windowsでは「細字」「標準」「太字」の3つのウェイトがありますが、Macでは「標準」と「太字」しかないため、何も指定されていないと、Windowsでは「細字」、Macでは「標準」が表示されて、これが太さに違いの出る原因なのかなぁと。(違ってたらごめんなさい)
スタイルシートを弄りながら、あれこれ試してみたところ、font-weight:500;にしたら少し太く表示されました。数値で指定する場合、100~300が細字、400~500が標準、600~900が太字になるようですが、自分の環境(Firefox)では400までは細く見えて、500でようやく普通に見える(600だと急に太くなる)ので、500に指定しました。
↑は過去記事「嵐山モンキーパーク 2016」の画面を、font weightの数値を変えてキャプチャしたものですが、上がfont-weight:400、下がfont-weight:500です。差は微妙かもしれませんが、500のほうがくっきりして見易いかなと。游ゴシックが入っているMacだと、どのように見えてるか判りませんが、もし見辛くなっているようなら、ヒラギノフォントを優先させますので、コメントなどで教えて頂けると助かります。気になるのがGoogle Chromeで見た場合で、Firefoxで見るより若干線が細くて汚いです(汗)
3月17日現在のフォント指定はこのようにしています。
font-family:”游ゴシック”,”Yu Gothic”,”游ゴシック体”,”YuGothic”,”ヒラギノ角ゴ ProN W3″,”Hiragino Kaku Gothic ProN”,”メイリオ”,Meiryo,”Helvetica Neue”,Helvetica,Verdana,sans-serif;
游ゴシックが4つもありますが、WindowsとMacでそれぞれフォントファミリー名が違うので念のため記載。ヘルベチカ(Helvetica)などの欧文書体は、順番的に游ゴシックやメイリオなどに含まれるアルファベットが優先されるので、この順番だと表示されませんが、使いたい時にコピペで簡単に順番を入れ替えられるので、一応後ろに書いています。游ゴシックが欧文フォントと相性が良ければ、欧文フォントを前に持ってくるんですが、微妙に細いので欧文フォントが太く目立つんですよね。
追記(4/5):ヘルベチカ(Helvetica)などの欧文フォントは記事内では使わないと判断したので削除しました。
※フォント指定は先に記述したものが優先されるので、游ゴシック→ヒラギノ角ゴ→メイリオの優先順になります。
メイリオと比べると、游ゴシックは小さく見えるので、フォントサイズも大きくしました。前は14pxでしたが今は16pxです。今後微調整していくかもしれませんが、とりあえずはこれでいきたいと思います。
今回の記事ですが、慣れない長文を急いで書いたので、間違いだらけだったらすみません(汗)
そう、システムのメインフォントをコロコロ変えるのはやめてほしいですよね(^^ゞ
えっと、
自分はフォントレンダリングが搭載されているSleipnir 6.1で閲覧しています。現状はとても見やすくていいですよ。
MS edgeは游ゴシックだと思いますが、過去記事のfont-weight:400より500が見やすいですね。
のぶっちさん、こんにちは。
Windowsのシステムフォントはこれだというものがなかなか出ませんね。XPの頃はMSゴシックの汚さが我慢出来なくて、システムフォントを同じ文字幅の改造フォント、MeiryoKe Gothicに置き換えたりしていました。
Sleipnir 6.1で綺麗に見えますか!
一番ユーザーの多いChromeで汚く見えるのはどうにかしたいと思いますので、もう少し対応策を調べたいと思います。