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フィールドテスト #2

枝に止まっているキビタキ雄

2度目のフィールドテストではキビタキ雄が遊んでくれました。今回の撮影機材は、E-M1+BORG71FLに、野鳥との距離が遠かったので、フォーサーズの1.4倍テレコンEC-14をつけて、35mm判換算1,120mmでの撮影です。これでもトリミングしないとちょっと物足りない感じなんですが、撮影中の人が他にもいたので1歩前に出るわけにもいかず。てことで、今回はトリミングしている写真も何枚か入ってます。

枝に止まっているキビタキ雄
枝に止まっているキビタキ雄
枝に止まっているキビタキ雄
枝に止まっているキビタキ雄
枝に止まっているキビタキ雄

枝に止まっているキビタキ雄

なんかペンギンに見えてきた(笑)

明るく見えても、思ったよりシャッタースピードが稼げないのが辛かったです。F8.0くらいになるので仕方ないかなぁとは思いますが、このBORGの構成だと、ヘリコイド、ドロチューブ、マイクロフォーカサー(MMF-1)と、鏡筒内が狭くなっている部分が多いので、もしかすると光量ロスがあるのかもしれませんね。MMF-1を前に持ってくるのはやっぱダメなのかなぁ。

ジンバル雲台がピタッと止まらない問題は、BORGの三脚台座に長めのプレートをつけて前後のバランスを取ることで解決しました。雲台のノブを緩めた状態でバランスが取れれば、ノブをある程度締めた状態で前後どちらに傾けてもピタッと止まるようになります。BORGの三脚台座のアルカスイス対応というのがもったいない気もしますが仕方ないですね。

ドットサイト照準器「EE-1」とファインダーの両眼視はなかなか慣れませんが、片方ずつ見る分には慣れてきて、被写体の導入の時間短縮が少しずつ出来るようになりました。左目では見難くて両方とも右目を使っているのでドットサイトブラケットの恩恵がほとんど無いですが、頭の高さが変わらないってだけでも被写体を見失う確率は減っているのかもしれません。

野鳥を撮っているともっと長いレンズで撮ってみたいという欲求が湧いてきますが、35mm判換算1,000mmでも物足りないとなると、これ以上は沼が深過ぎて足を踏み入れないほうが良いのかもしれませんねぇ。BORG90FL(500mmF5.6)に1.4倍テレコンで換算1,400mmという選択肢もありますが、にわかバーダーにはもったいないですね。(汗)

10 observations on “フィールドテスト #2
  1. 時計好き

    おー。いい感じに撮れましたね(^^ゞ
    昨日今日と出が良かったみたいで羨ましいな〜
    ノゴマも出たらしくうずうずします(笑)

    SSが1/100以上出ればまあ良いのですけど、1/80くらいになってくるとISが悪さするのか妙にブレが出ることないですか?
    切ったほうが良いケース、入れっぱなしがいいケースとまちまちで判断に苦しみます。

    テレコンのジレンマありますね。
    BORGはトリミング耐性あるとはいえ、大トリミングするくらいならテレコンもやむなしですね~
    ぼくはMMF-1は手元についてるのであまり感じませんけど、光路径は決して広くないように見えますね。
    前置きする影響もあるんでしょうかね〜

    デジスコだとだいたい2-3000mmらしいですが、安いスコープだとそれなりみたいですし、かといって良いスコープなんて言ってたらキリないですもんね。
    まぁ1000mmで撮れなきゃ諦めもつくかな(^_^;)

     
    1. Hiro Clover

      時計好きさん、こんばんは。
      休みなので奈良と迷ったんですが、どうしても前回のリベンジがしたかったんですよね。(笑)
      とれ高ゼロを覚悟していましたが、久しぶりに朝から行って良かったです。
      あ、ノゴマの話も現場で出てたので行ってみたんですが、人が多くて近付けなかったんですよね。(^_^;)

      撮影の方は、ISO1000で1/80秒とか、あれっ?って思うシーンが多かったんですよね。
      これまでは、F5.6でも意外と速いSSが出たり、レンズ枚数の少ないBORGの透過率の高さを実感してたんですが、テレコン挟んでるにしてもちょっとおかしいなぁと。(^_^;)
      MMF-1は特に内径が狭いので、対物レンズに近いと光量ロスがあるのかもしれませんね。
      今度時間がある時にでも鏡筒を入れ換えて実験してみようと思います。

      三脚使っていると、IS切るかどうかは悩ましいですね。
      1.4倍テレコン使っていると焦点距離も中途半端になりますし。
      最初はONで撮って余裕がある時はOFFにしますが、純正レンズだと常時ONですかね~。
      って、純正レンズで三脚使う時って物撮りの時くらいしか無かったですね。(^_^;)

      35mm判換算1000mmはやっぱりレンズ単体で使いたいですよね。
      で、BORGの90FLがめっちゃ気になってるんですが、71FLでも持て余してるのに自分には無理かなぁと。
      オリの300mmF4Pro+MC-14を手持ちで使えるかどうかで撮影の仕方がガラッと変わりそうです。
      デジスコの超望遠は面白そうですが、どんな画質なのか1度オリジナルサイズのものを等倍で見たいですね。

       
  2. iidacamera

    正直、自分の知らない世界を紹介していただいたようで、道具っていろんな用途に使われるもんだとあらためて実感中です。
    漠然と野鳥とかを本気で撮るなら他の写真は同時には無理やろうなぁって思ってましたが、装備見ると絶対無理ですね。
    別に細々レンズを持って行く気にならなそうですし。

    しかしBORGとブラケットに装着したEE-1とE-M1のビジュアルが、なんか昔のロボットアニメみたいでカッコいいですね。
    男子が欲しくなるメカメカしい装備は、現場でセッティングしただけで満足してしまいそうです。(笑)

    最後の写真は本当にペンギンに見えてきて笑ってしまいました。

     
    1. Hiro Clover

      iidacameraさん、こんばんは。
      野鳥撮影でもBORGはマニアックな部類に入るのかなぁと思います。
      これまでBORGユーザーに会ったのはブログ友達だけなので。
      野鳥撮影用の機材を持って出ると、他の機材は小さいレンズ1本をつけたボディ1台ぐらいで自分は限界ですね。

      キヤノンやニコンの大砲レンズの中に入ると、BORGって結構小さくてそんなに目立たないのかもしれません。
      その場を離れたとたん、めっちゃ目立つんですけどね。(笑)
      照準器のギミックは確かにロボットアニメのようですね♪
      でもこれ、実際はプラスチックの安っぽい質感なんです。(^_^;)
      逆にBORGのパーツは金属のひんやりとした触り心地と作りの良さで男心をくすぐります。(笑)
      その分、パーツ単品の価格が結構高いんですけどね~。

      最後のキビタキはペンギンに見えますよね。(笑)

       
  3. みやたん

    色々と試行錯誤されて、撮りたいものへ向けての強い意志が感じられる記事ですね!!
    キビタキ、なかなか凛々しくてスマートな鳥さんですね。
    何となくタイガースカラーで、CSに何とか食い込めたお祝いのようでもあります(笑)

    ラストの1枚は確かに他と違って愛嬌のある感じですね^^

     
    1. Hiro Clover

      みやたんさん、こんばんは。
      オリンパス純正でAFの使える400mmF5.6とかあればこんなに苦労はしないんですけどね~。(^_^;)
      でも、MFでなんとか撮れたという達成感はあって、それはそれでBORGの楽しいところなんでしょうね。

      キビタキ、ホントにタイガースカラーですね~♪
      最後の最後でカープが負けちゃって、借金ありながらCS進出ってのはトラファンでもなんだか微妙なんですが、こうなったら日本シリーズに出てもう少し楽しませて欲しいですね。
      でも、次期監督のほうが気になります。(^_^;)

       
  4. かぷち

    こんばんは。
    MFで1000㎜超なんて、ピント合わせが難しそうで。^^;
    でも、そんな望遠で一度撮ってみたいところではありますね。
    この頃、鳥撮りには行ってないですが、それぐらいあれば、かなりの鳥が写せそうで、楽しい世界が広がりそうですね。^^

     
    1. Hiro Clover

      かぷちさん、こんばんは。
      換算1,000mm以上の超望遠撮影は楽しいですが、三脚担いでると機動力はガクッと落ちますね。(^_^;)
      これでAFが使えると確率はかなり上がりますが、そうなると大砲レンズになりますしねぇ。
      オリのサンヨン、出るの遅すぎますよね~。(>_<)

       
  5. ごめ※

    すごい装備ですね~。
    持ち運びもセッティングも、そして撮影も大変そうですが、なんかめっちゃ楽しそうですw
    自分の知らない世界が垣間見れました。ありがとうございます。

     
    1. Hiro Clover

      ごめ※さん、こんにちは。
      三脚担いで現場まで行くのが結構大変ですし、セッティングや被写体導入など手持ち撮影より時間が掛かりますが、この装備で1枚びしっと撮れた時の喜びは大きいかなぁと。
      それと、色々とパーツの組み合わせを考えたりするのも楽しいですね。
      とりあえず、撮影機材は揃ったので、あと双眼鏡を手に入れれば見た目だけは立派なバーダーになります。(笑)

       
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