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M.ZD ED 300mm F4.0 IS PROってどうなの?

お猿の親子

1/160秒 F4.0 ISO400

オリンパスの超望遠レンズ「M.ZD ED 300mm F4.0 IS PRO」で、野鳥、鹿、お猿と、自分がよく撮る被写体を一通り撮影することが出来たので、使用感など、まとめて書きたいと思います。今回の記事中の写真は全て、リサイズなし、トリミングなしのオリジナルサイズ(長辺4608pix)でアップしています。クリックするとかなり大きく拡大するのでご注意下さい。拡大後の表示領域は、マウスのホイールやブラウザのスクロールバーで移動出来ます。元に戻る場合は、画面の上のほうをクリックすると元の位置に戻ります。

嵐山のお猿

1/200秒 F4.0 ISO250

屋根の上のお猿

1/320秒 F4.0 ISO250

木の上のお猿

1/80秒 F5.6 ISO200

奈良公園の鹿

1/800秒 F4.0 ISO200

奈良公園の鹿

1/500 F4.0 ISO200

奈良公園の鹿

1/800秒 F4.0 ISO200

二羽のカルガモ

1/1000秒 F4.0 ISO200

ツグミ

1/1250秒 F4.0 ISO200

P2016_05_09_10

1/1000秒 F4.0 ISO200

シロハラ

1/320秒 F5.6 ISO500(+MC-14)

ハクセキレイ

1/320秒 F5.6 ISO200(+MC-14)

キビタキ雄

1/250秒 F5.6 ISO500(+MC-14)

キビタキ雄

1/320秒 F5.6 ISO500(+MC-14)

キビタキ雄

1/250秒 F5.6 ISO640(+MC-14)

オオルリ雄

1/320秒 F5.6 ISO320(+MC-14)

いかがでしたでしょうか。あれもこれもと写真をアップしていたら、枚数がかなり多くなっちゃいました。一枚一枚サイズが大きいので、読み込みなど重くなっていたらすみません(汗)キャプションに撮影データを載せましたが、(+MC-14)と書いてあるのは、1.4倍テレコンを装着しての撮影(35mm判換算840mm)になります。※ボディはE-M1、全てLightroomでのRAW現像です。

描写は絞り解放からとてもシャープで文句のつけようがありませんが、このレンズのポテンシャルを引き出すには、ある程度慣れが必要かもしれません。AFは最近のオリンパスのレンズとしては遅いほうでしょうか。動きの激しい被写体の撮影はまだやってないので、はっきりしたことは書けませんが、野鳥の止まりモノや、お猿、鹿などの撮影は問題ありませんでした。

操作性に関しては、MFクラッチや鏡筒にある操作スイッチが軽くて動きやすいのが、このレンズ最大の欠点ですね。ISの切り替えスイッチが動きやすいのは本当に困ります。MFクラッチは使わないのでボディ側で無効化していますが、動きやすいのは持っててなんか気持ち悪いです。襷掛けで持ち歩くと、どうしてもISのスイッチが体に当たって動いちゃうので、Peak Designの「キャプチャーカメラクリップ」を導入しました。スイッチの誤作動は無くなりましたが、いいことばかりではなく・・・これについてはまた別の機会に書きたいと思います。

発売当初、評判の良くなかったスライド式の内蔵フードですが、使い方さえ間違えなければ、とても使い易い優れたフードだと自分は思います。今では40-150mmPROのフードより使い易く感じています。レンズとあまり変わらない太さなので、カメラバッグへの収まりが良いですし、内側が植毛処理されているのもいいですね。使い方のコツとしては、ちゃんと反時計回りに緩めてから収納することぐらいでしょうか。これが中途半端に締まった状態だと、途中で引っかかる原因になります。締める方向、緩める方向が分からなくなったら、「の」の字に締めるって覚えるのが覚えやすいかも。

このレンズ最大の特徴と言える5軸シンクロ手ぶれ補正(対応ボディーとの組み合わせで6段の補正効果)は、予想してたより撮影が快適になりました。自分の場合、6段分ギリギリの低速シャッターで頑張るというよりは、レンズ単体で1/80秒前後、+MC-14で1/125秒前後のシャッタースピードでほぼ100%ぶれない(被写体ぶれを除く)というのが大きいです。野鳥撮影でISO感度を抑えられるのは助かりますね。このレンズを使う前は、レンズ内ぶれ補正は要らないんじゃないかと思っていましたが、搭載したのは大正解だったと今は思います。

このレンズで初採用となった新レンズコーティング「Z Coating Nano」、意識的に逆光耐性を調べるような撮影はやっていないので、これからの撮影で何か気付いたことがあったらその時に書きたいと思います。これまでの撮影では、ゴーストやフレアが気になることはなかったので、多分進化してるんだろうなぁとは思いますが。

長くなりましたが、描写性能云々は、文章より画像を見てもらうほうが判り易いと思います。オリジナルサイズの画像を見られるところは少ないと思うので、参考にして頂けたら幸いです。って、このレンズ、オリンパスオンラインショップではまだ準備中(納期調整中)になってて、未だに買えませんね。う~ん、月産どれぐらいなんだろう・・・(汗)

14 observations on “M.ZD ED 300mm F4.0 IS PROってどうなの?
  1. S-asaki

    Hiroさん、

    こんにちは。ご無沙汰しています、がHiroさんのBLOGは毎日欠かさず拝見しています。

    Hiroさんの現像テクもじゅうぶんあるとはいえ、凄い描写ですね(@_@;)

    300mmF4.0のサンプル写真の最たるものと云っても過言ではありませんね(*^^)v
    この写真をみたら、鳥やさんがきっと欲しくなるレンズの参考写真です(^_-)

    AFに関してですが、FP飛行機コミュの管理人、小貝先生のお話によると動隊撮影はC-AFよりもS-AFでピントが合ったら即数2,3コマ連射が結果が良いと仰っていました。

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      S-asakiさん、こんにちは。
      こちらこそ、ご無沙汰しています。

      お褒め頂きありがとうございます。
      これまで撮ってきた被写体を一通り撮ることが出来てから、オリジナルサイズの写真を載せようと思っていましたが、結構時間が掛かっちゃいました(汗)

      オリのサンヨンの感想ですが、被写体との距離の壁を越えてくれるというか、肉眼でかなり遠く見えても、鳥の羽毛や動物の毛をしっかり解像してくれる描写性能に驚きました。これまでは、10m以上離れていると厳しかったので、このレンズは凄いなぁと。

      AFに関しては、動体撮影をあまりやらないので、バリバリ動体撮影されている人のレビューのほうが信頼出来るかなぁと思います。動物相手でも、激しく動いてる時でなければ余裕でAFは合いますし、目に映った景色が判るくらいのバチピンは多いので、精度自体はそんなに悪くないと自分は思うんですが、なぜかAFの評判はそんなに良くないですね(汗)

      C-AFでの食いつきが良くなれば、撮影がもっと楽しくなるレンズだと思いますので、E-M1後継機にはAFの進化を期待しています。

       
  2. 時計好き

    鳥をおっきく撮れてると、ある程度ごまかしが効くといいますか、SIGMAのズームも其れ成りに描写しますけど、300/4PROは遠くにいる鳥を小さく写したもの(セキレイとかツグミ)でもしっかり解像しててすごいなと思いますね。

    画角的に、おさるや鹿では苦労なさっているようですが、それが原因で300/4PRO嫌いになったらちょっと残念だなぁと思っておりましたが心配なかったみたいですね(^^ゞ

    でもやっぱり600mm相当の単焦点は使い道をかなり制限しちゃいますね。
    ここはやっぱりサンヨンの少し下の望遠ズームも用意して欲しいところです。

    ボケ感とか、色々制約が多いBORGは300/4PRO買ったユーザーさんの元では出番減りそうですね(^^;
    レンズが良いだけに、M1後継機のAFブラッシュアップはオリンパスの試練になりそうですね。

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      時計好きさん、こんばんは。
      手にしたのが冬鳥の撮れる時期を過ぎちゃってたのもあり、距離的に厳しい条件で撮ることも多かったですが、その中でもしっかり解像してる写真が多くて、このレンズ凄いなと思いました。

      鹿の撮影では画角に慣れるまで撮れなかったので、なんかしっくりこなかったんですが、お猿は場所によっては面白いかも?と、今後の撮影が楽しみになってきました。でも、出産ラッシュのこの時期はシャッターチャンス優先で40-150mmPROのほうを選んじゃいますね。

      BORGはどうしようかなぁと考え中なんですが、可能性は低いかもしれませんが、ペンタのK-1をもし手に入れたりしたら、AF BORG用に残しておいたほうが良いかなと思っています。

      E-M1後継機への期待は、このレンズを手にしてより大きくなりました。
      DUAL FAST AFが進化して、動体撮影に嵌るぐらい楽しいことになればいいですね♪

       
  3. ティーゲル

    300F4使われているんですね。
    私は小牧の航空祭とアメリカのエアショーで使って、使えねーと悲しんでおります。
    動物園での試写の画質は素晴らしかったんですが(^_^;)

    すっごく早い動体は75-300IIなどではC-AFが使えるんですが、300はS−AFでもファインダー
    で捉えた被写体にピントが合いません(T ^ T)、E−M1mk2で使えるレベルなんでしょうか⁉︎
    キャンセルするか迷ったパナライカ100-400は、S−AFだと結構使えるので助かりました。
    ただ、オリンパスとズームが逆なんで一瞬戸惑いますね(^_^;)

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      ティーゲルさん、こんばんは。
      サンヨン、エアショーでは使えませんか(汗)
      高い解像力のせいか、バチピンの時と微妙にずれてる時の差が大きいので、ピントを外すと判りやすいですよね。
      AFの初速は劇的には改善されないかもしれませんが、追従性などはボディの進化でどうにでもなりそうなので、E-M1後継機には期待しています。

      でも、これだけAFが不評だと、後継機が出る前に、ボディ、レンズとも、機能改善のファームアップがありそうな予感がしますが、どうなりますかね~。

      パナライカ100-400mmはAF速いですか。
      これまで見た作例やサンプル画像などでは、予想してたより画質が物足りない印象なんですが、利便性はサンヨンよりずっと上だと思いますので、上手く使い分け出来そうですね。

       
  4. kazumaru

    初めまして。
    私も300F4+MC-14+E-M1の組み合わせで野鳥撮影を楽しんでおりますが、こちらの写真を拝見してその解像度の高さに驚きました。素晴らしいです!
    私が同じ機材を使用して撮影してもこんな解像度の高い写真は撮れません。
    私が撮影するとどうしてもわずかにブレてしまいレンズの解像力を引き出せません。
    普段は連写Hで撮影していますがシャッターはやはり静音モードの方が良いのでしょうか?

    AFに関してはHiro Cloverさんとは逆の印象でなかなか合焦してくれず本当に難儀しています。
    私も後継機に期待している1人ですが、腕を磨くことがまず先決かなぁ。

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      kazumaruさん、初めまして。
      コメントありがとうございます。
      kazumaruさんも同じ組み合わせで撮られているんですね!
      シャッターは、ほとんどが低振動モード0秒(連写L)で撮っています。
      静音モードのほうがぶれを抑えやすいのかもしれませんが、シャッター音がしないと、撮影のリズムが掴めなくて。
      1/320秒というボーダーラインがありますが、それより速いシャッタースピードでは微ぶれも出難いかなぁと。
      300mmF4PROでは手振れがほとんど無いなと使い易さを感じていましたが、個人差があると思いますので、自分が手ぶれしないシャッタースピードを見極めるのが大事なんだと思います。

      AFに関しては、厳しい状況で撮ってないのもあるかもしれませんが、S-AFでは問題なくピント合わせ出来ています。
      どうしても合い辛い場面では、スーパースポットAFや拡大MFでピントを合わせていますが、数枚撮ってからの保険みたいな感じでしょうか。
      あと、レンズの描写性能を少しでも下げたくないので、プロテクトフィルターは使っていません。
      自分もこのレンズはまだまだ試行錯誤している段階ですが、そういうのも結構楽しいですね♪

      また、気付いたことがあったらブログに書きたいと思います。

       
  5. monopod

    素晴らしい描写だと思います。
    実質ロクヨンと考えると、すごいです。
    次はハチゴロ、いや換算1000mmオーバーを実現してもらうと野鳥屋は嬉しいのですが^^

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      monopodさん、おはようございます。
      このレンズ、期待通り凄いレンズでした。
      テレコン着けないと野鳥撮影は厳しいですが、画質の劣化を感じさせない描写に満足しています。
      換算1000mmオーバーだと、まずはズームを期待したいですね~。
      150-500mmだったらつながりも良いですし。
      どれくらいの大きさ、価格になるのかを考えるとちょっと心配になりますが(笑)

       
  6. iidacamera

    パナの100−400とは方向性が違って良いですよね。
    同じフォーマットでカメラを作ってるんだからこれくらいの棲み分けはやって欲しいです。
    同じ画角で同じF値とか止めて欲しいです、ホント。

    300mmはある程度期待通り、ってところでしょうか。
    テンション上がりますよね。

    僕は最近パナでは12-35と35-100以外使わなくなってしまいました。
    不思議なもので、センサー小さいのでボケがもっと欲しくなるはず、と思って単焦点も持ってるんですが、
    2本のレンズが少しアラがあるのが案外気に入ってしまいました。
    案外AF-Cの使えない20mmが一本だけ持ち出すなら面白かったりしますね。

    単焦点はもっぱら、単純に暗いところでシャッタースピードをできるだけ低感度で稼ぎたい時にだけ、
    って使い方になってしまいました。

    自分の写真に対しての考え方が少し変わってきていることも一因かもしれませんが。

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      iidacameraさん、こんにちは。
      超望遠では利便性よりもBORGに取って代われるような描写性能を期待してたので、オリのサンヨンには満足しています。
      同じ画角で、といえば、パナの30mmマクロに続いてオリも30mmマクロの噂が出てますね(笑)
      まだ一本も出てない望遠マクロのほうが需要は大きそうなんですが、開発にはお金と時間が掛かるんでしょうね~。

      パナの20mmは使ってて楽しいですよね。
      画角も使い易いですし、描写もかなり好みです。
      オリの17mmと使い分けが難しいですが、どちらか一本残すのなら、パナ20mmですね。

      M4/3はボケのコントロール幅が狭いので、明るいレンズはシャッタスピードを稼ぐ役割のほうが大きいですね。
      絞りによる画質の変化も少ないですし・・・

       
  7. かぷち

    こんばんは。
    300㎜、描写力高いですね。こんなの見てたら確かに欲しくなっちゃいます。
    レンズ、未だに準備中なんですか??
    ひょっとして未だに売れすぎて生産が追いついてないんですかね。^^;

     
    Reply
    1. Hiro Clover Hiro Clover

      かぷちさん、こんばんは。
      鹿の撮影では手応えはイマイチだったんですが、お猿の撮影では凄い描写を見せてくれました。

      サンヨンですが、仮予約は自分が最後のほうかなぁと思ってたんですが、自分より遅い人は結構多かったみたいですね。小まめに確認してはいませんが、まだ仮予約分の生産も終わってないんじゃないでしょうか。

      売れ過ぎて、というよりは、一本一本造るのに物凄く時間の掛かるレンズなのかもしれませんね。

       

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